JOURNEYのニール・ショーンを聴け!

JOURNEYのニール・ショーンを聴け!

ジャーニーってバンドを知っていますか?
伝説のバンドなので知らない人の方が多いですよね♪
80年代にチャートを席巻したハードロックバンドです!
ニール・ショーンはバンドの中核を担うリーダー的な存在でもあります。

JOURNEYのニール・ショーンを聴け!

ニール・ショーンは元祖天才ギター少年でした♪
デビューも通常では考えられない衝撃的なものです!
当時既に時代を席巻してた『サンタナ』に見いだされ、若干17歳という年齢でプロ・デビュー作となる『サンタナIII』(1971年)に参加!
高校生ギタリストが数万人の前でサンタナに負けないギターをプレイし、業界関係者達の度肝を抜きました!!

その後の活躍は生ける伝説!!!
特にアルバムセールスは素晴らしく、観客動員数でも世界的なバンドへと成長し、スターへの階段を上っていきました!

『宇宙への旅立ち』(1975年)全米ビルボード・チャート最高位138位
『未来への招待状』(1976年) 同100位
『ネクスト』(1977年) 同85位

っと三枚目まではセールス的に苦しんでますが徐々に売り上げも伸ばしていきます。
そして四枚目でブレイク!!
以降、ハードロックバンドとしては異例のセールスを記録していくのです!

『インフィニティ』同21位、3Xプラチナム獲得
『エヴォリューション』 同20位、3Xプラチナム獲得
『ディパーチャー』 同8位、3Xプラチナム獲得
『エスケイプ』 同1位、9Xプラチナム獲得
『フロンティアーズ』同2位、6Xプラチナム獲得

特に『ディパーチャー』『エスケイプ』『フロンティアーズ』は驚異的な売り上げを叩き出し、アメリカを代表するセールスを伴った『ハードロックバンド』としてアメリカの顔となりました☆彡

みんなが憧れたニール・ショーン

Neal Schon
世界的なギタリストですから、世界中の人々が憧れたでしょう。
ですが今回『皆が憧れた』という意味合いは若干違います。

ジャーニーにはもう一人隠れた天才がセールスを支えて来ました。
キーボード奏者の『ジョナサン・ケイン』です。
ビッグヒットしたバラード系は全てジョナサンが書き下ろしてることからもバンドへの貢献度はニール以上かも知れません。

その彼がバンド加入当時から内外に公言してるんですよ。

『皆!ニールは本当に凄いギタリストなんだぁ~!』
『知ってるか!?ニールは17歳でサンタナの隣でサンタナ以上のギターをプレイして世界中を驚かせた天才なんだぞぉ~!』
『彼と一緒にバンドで演奏できるなんて今でも夢のようだ!』

なんかもう『追っかけ』テイスト満載で、一歩間違ったら『ストーカー』になりそうな勢いです!(笑)
この忠誠心はジョナサンだけではなく、ツアースタッフを含めた『ジャーニー』関係者全てが『ニールの為に』仕事してると言っても過言ではありません。
ニールに対しての強力な『ファン心理』が『ジャーニー』というバンドの原動力になっているのです。

伝説のバンド『ジャーニー』は今でも現役バリバリ。
世界中で愛されています☆彡

ニール・ショーン⇒バンドメンバー⇒バンド関係者⇒ツアースタッフ⇒世界中の人たち

っという流れで『ファン心理』が拡大してるように僕には感じるのです。
時代を選ばない卓越した演奏スキルだけではない、『ニール・ショーン』という人間の魅力がまるで宗教のように信者を増やしていく。。。

ギターヒーローであると同時に、いや…それ以上に『人間としての魅力』が『ジャーニー』というバンドを伝説にまで押し上げたんだなぁ~っと思うのです☆彡

ニール・ショーンの底力

Neal Schon2
既に17歳にして完成形となってたニール・ショーン奏法ですが、そのスキルは当時としては『本物の凄腕』でした。
では現代においてはどうでしょう!?

実際に彼のライブでのプレイを観ると今でも『恐ろしく上手いギタリスト』であることが解ります!
ようするに時代を選ばないのです。
そういったタイプのギタリストは他にもいますよね?
でも年齢とともにスキルは低下していきます。
『リー・リトナー』や『ラリー・カールトン』『ジェフ・ベック』『サンタナ』等々。
現役バリバリの活動を見せてはくれますが『ギタープレイ』に往年の輝きはありません。

ところがニールのプレイは何らクオリティが変わらないのです!!
正確無比なピッキング、ノイズレスなフィンガイング、変わったことと言えば体型が若干太めになった(笑)くらいです。

忘れてはならないニールの真骨頂が『ピッチ』です。
きっと恐ろしく『音感』が良いのでしょう。
レコーディングされたパッケージと全く変わらないクオリティでライブ演奏する卓越した技術は今でも健在です!
時代によってイクイップメントが最新化されてる事で、より一層ポテンシャルが高くなっています!!

いったい普段何食べてるんでしょう!?
年齢を考えるとさぁ~、ハッキリ言ってバケモンの領域ですよ。(笑)

逆アングルなピッキングフォーム

ニール・ショーンと言えば『逆アングル』なフォームで有名です。(あれ?僕しか興味ない??ww)
下記の写真をよく見て下さい。
ピックを持ってる人差し指と親指。
親指が反り返ってるのが解ります!?
逆アングル

この写真でも反り返った親指が解るでしょ!?
親指逆アングル

僕が開催してる『ギター教室』では『逆アングル』なフォームは推奨していません。
僕のスタイルである『順アングル』と『逆アングル』を稼働範囲とする『大きな振り幅』を兼ね備えた『せいじぶるピッキングスタイル』をお勧めしています。

でも面白い事に僕が好きなギタリストは『逆アングル』なピッキングフォームでプレイするギタリストが多いのです♪(笑)
ニール・ショーンやマイケル・シェンカーです。

ですので『レッスン』の場では、理にかなってると思われるスタイルを推奨しつつも『好きに弾いて良いよ♪』と最終的な判断は生徒さんに任せています!
音楽もギターも『競技』ではありません。
誰とも勝負してないし競争もしていません。
『芸術』なんですよ♪
理にかなってることが全てでは無いのです☆彡

大好きなギタリストに『憧れ』を抱いても、『勝ちたい!』とは思わないでしょ!?
リスペクトってそういう事なんですよ☆

最後に

どうでしたか!?
ニール・ショーンというギタリストについてお話してみました。
僕がブログで紹介する楽曲やギタリストは全て『ギター上達』の為になると思って推奨しています。
裏を取ってる訳ではありませんが、強く進言するのは実体験としての『感覚の事実』だからに他ありません。

『感覚』は自分だけのものです。
どれも『事実』です。
『あなた』にも自分だけの『感覚』が必ず存在していて(無いと思ってもそれは気付いてないだけです)、例えば好きな音楽を聴くシチュエーションで音を触る時の指標になっています。
触って感じる世界と、ただ聴いたことがあるという世界は別世界です。
何故に別世界なのかと言うと『あなただけの世界』と『その他の世界』だからです。

当たり前だけど『別の世界』でしょ!?
だから『別世界』なくらい違うんですよ☆

いろんなアーティストやギタリストの世界を触ってみましょう☆彡
あなただけの事実がそこには存在します♪

さぁ~練習だぁ~!!

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